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執筆者の写真 ADEX plus

西郷 乃亜、町賀江 照、大茂寺 段、小保 栄郎、明礼 敬、隅間 千…って!?

クリエイティブポイントは、”最後のア”。第58回JAA広告賞消費者が選んだ広告コンクールでメダリスト入賞作品のこだわり


広告主:東亞合成株式会社

商 品:アロンアルフア (アロンアルフアEXTRA速効多用途/アロンアルフアEXTRAゼリー状/アロンアルフアはがし隊)

タイトル:接着ナイン!

第58回JAA広告賞メダリスト入賞 「接着ナイン!」

JAA広告賞は、審査員に広告の関係者を含まず、広告の受け手である消費者が生活者の視点から審査を行う世界でも類を見ない大きな特徴を持つ総合広告賞です。今年度は、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、デジタル、屋外・交通の6部門合せて1,544点の応募がありました。「好感、共感、親近感が持てる広告であるか」、「わかりやすく、納得できる広告であるか」、「オリジナリティが感じられる広告であるか」という審査基準のもと、111名の消費者審査員が約1ヶ月間に渡り選考。デジタル部門においては、197点の応募から一次審査通過は24点。さらにここから選出されるメダリスト12点に当作品が選ばれました。

 

OUTLINE


高校生や大学生を中心とする若者が、自分で接着剤を買って使う機会はあまり多くはないかもしれません。そんな現状を打破し、若者のアロンアルフアへの好感度を高めるために2018年5月よりスタートした「くっつけ青春プロジェクト」。若者の”くっつきたい気持ち”をアニメストーリーで応援するプロジェクトです。第1弾の「君に、くっつけ!」では恋愛を応援、そして第2弾の「接着ナイン」は友情を応援するムービーとして公開。高校野球をテーマとして設定、バラバラだった弱小チームが、一致団結して廃部の危機を乗り越えて全国大会を目指す“胸アツ友情接着ストーリー”となっています。

 

CREATIVE POINT


若年層が楽しめる動画にするために、第1弾の「君に、くっつけ!」と同様、「3秒に1回はツッコミどころのある展開にする」「小ネタを目一杯、詰め込む」を意識して企画をしています。小ネタやツッコミどころ要素のひとつとして、制作スタッフは、“アロンアルフアの最後のアは小文字でなく大文字”であるということに着目。そこで「接着ナイン」に登場する野球部メンバーの名前をアロン・アルフアーノ、西郷乃亜、町賀江照、大茂寺段、小保栄郎、明礼敬、隅間千に。続けて読むと「アロンアルフアの、最後のア、間違えてる、大文字だ、覚えろ、命令形、すみません」という「名前を読むだけで文章になる」ネタをいれました。その他にも、野球場の広告看板がアロンアルフアや接着にまつわるサービスや企業名になっていたり、第1弾に登場しているキャラクターがひっそり出演していたり…一番細かい小ネタでいうと、テーマソングのBPM(=テンポを表す数値)が92.9(=くっつく)になっていたり…と、分かる人には分かる、気づく人は気づくちょっと難解なネタも盛り込んでいます。

※動画CMでは、明礼敬と隅間千は、長さの都合上、登場できませんでしたが、公式サイトでは、しっかりとメンバーとして紹介しています。東亞合成工業高校 硬式野球部のメンバーはこの9人。まさに固い友情で結ばれた「接着ナイン!」。


この動画CMは、公式サイトのほかオンラインメディア主体で展開しました。twitterやYoutubeで視聴した方々の中には「アロンアルフアの最後のアは、大文字だ。覚えろ。」を見つけたという好意的なコメントも数多く寄せられました。

 

公益社団法人日本アドバタイザーズ協会について

日本の有力なアドバタイザー企業・団体自らが共同して、広告活動の健全な発展のために貢献することを目的として活動する公益社団法人です。マーケティング・コミュニケーションにデジタルを活用すべく研究・情報収集を行っているWeb広告研究会を有し、「人材育成事業」「調査研究事業」「表彰事業」「啓発普及事業」「相談助言事業」「他団体への支援連携事業」「広報事業」の7つの事業を基に、活動しています。正会員社284社賛助会員社(Web広告研究会)378社(2019年11月25日現在)


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