「幸福度を高める住まい」というブランドコンセプトを導入
幸福学やポジティブ心理学の研究によると、「人が感じる幸福度」はある程度「経済的豊かさ」に比例して高くなるが、平均よりやや高めの豊かさでピークに達し、それ以上は下降することがわかっています。そこで、プレディアが提供する「平均よりやや高めのクオリティの住まい」こそが幸福学的には最適な住まいであると捉え直し、独自のブランドポジションを確立する戦略を設計しました。
2つのキービジュアルによるコミュニケーション
「世界の幸福な暮らし」のビジュアルと問いかけのコピーから、既存の基準を揺るがす。
まず、「日本より経済力が低いにもかかわらず日本より幸福度が高い国」の幸福な暮らしを描き、「本当の幸せとは何か」を問いかけるコピーをのせたビジュアルを提示。住宅のビジュアルとしては異彩を放つ強烈なインパクトを生み出すとともに、従来の物質的豊かさにとらわれがちな「住まい選びの基準」を揺るがすことをねらっています。
プレディアに住む人の幸福な暮らしを描き、新たな「住まい選びの基準」や理念を伝える。
次に、プレディアに住む人の幸福な暮らしを描き、プレディアが提供する住まいへの想いを伝えるビジュアルを提示。「住まい選びにおいて重要なのは、幸福な暮らしが手に入るかどうかである」という新たな基準を提案しています。
世界の幸福な暮らし、取り上げる国を厳選。
経済的豊かさの指標には世界銀行による「一人当たり購買力平価GNI(GNI per capita ranking, PPP based)」のランキングを採用し、幸福度の指標には国連が発行する「世界幸福度報告(World Happiness Report)」のランキングを採用。経済的には日本(27位、2018年)よりランキングが低く、幸福度では日本(62位、2020年)よりランキングが高い国をリストアップして、該当する33か国の中から、地理的バランスや人種的バランスを配慮し、かつキービジュアルとして力のあるものを作ることができる国を選定し、パナマ、ブラジル、タイ、スペイン、ウズベキスタン、キプロスの6か国のビジュアルを制作しました。
ブランドサイトやブランドムービーに展開
開発したグラフィックをベースに、ブランドサイトを再構築。ユーザーの住まい選びの基準をリセットした上で、プレディアの理念やそれを反映した住まいの価値を伝え、物件検索に誘導する動線を作り出しています。グラフィックを動画の形式に再構築したブランドムービーも制作。マスメディアを使った広告への展開も行っています。
●詳しくはこちら:プレディアのブランドサイトへ
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